河出書房新社

文化

『21 Lessons』の書評とサクッと要約|的外れな世の中を生きるための教訓

過去の『サピエンス全史』、未来の『ホモ・デウス』ときて、触れ込みは「現在」の『21 Lessons』という構造は、ついつい本を手に取ってしまいます。ユヴァル・ノア・ハラリ氏の主張は研究者らしく一貫していて、「虚構」がキーワードです。この「虚...
文化

『ホモ・デウス』の書評とサクッと要約|データ教という宗教

ユヴァリ・ノア・ハラリ氏の前作『サピエンス全史』では、サピエンスがなぜ唯一生き残った人類になったのかを言語によって語られる「虚構」によって、見知らぬ人との協働とネットワークを可能にしたことと論じていました。『ホモ・デウス』では人類の未来が語...
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『サピエンス全史』の書評とサクッと要約|人類は統一に向かっている

1年に1冊くらいは、海外で書かれた骨太の書籍が日本語訳になってベストセラーになることがありますが、『サピエンス全史』は2016年のまさにそれだったのではないでしょうか。ブームになったのは2017年から2018年くらいと記憶しています。私が初...