『多様性の科学』の書評とサクッと要約|画一的な組織では盲点に気づけない

多様性の科学(マシュー・サイド 著) Amazonほしい物リスト2021
多様性の科学(マシュー・サイド 著)

今回はストックから『多様性の科学』をアップ。しかも珍しく数日出張であったために本を読む時間が取れず、久々に週1更新を守れず…

実は出張も多様性を考えるいい機会になりました。スタートアップ企業、ベンチャーキャピタルなどが集まる大きなイベントだったのですが、私にとっては初めてお会いする方が多く、とても有意義な出張でした。スタートアップ企業も様々な背景を持っていて、プロダクトも様々なので、一見すると多様性のあるイベントなのかなと。

ところが、この『多様性の科学』という本を参考にすると、どうも多様性のある集団とも言えない可能性もあり、同じような思考の「画一的な集団」が集まっているとも言えるのかも…と思いました。。

本書で何度も述べられるCIAの例を引き合いに、説明していきましょう。

『多様性の科学』の問題提起として、同じような考え方を持つ人材ばかりいる集団だと、盲点に気づきにくいということが投げかけられています。CIAの例で言うと、似たような社会階級、文化などの人材が集まっても異なる視点からなら気づけたはずのことを見過ごし、911という取り返しのつかない事態を招いた要因だったのではないかと述べられています。

起業の観点からは「既存知」と「既存知」の新結合、すなわちイノベーション。これが多様性の一つの形としては分かりやすいです。しかし最初のイノベーションは起こったとしても、やがて「ベンチャーで働きたい」という思考を持つ人ばかりが集まっていると、いわゆる普通のサラリーマンのような思考が抜けてしまうかもしれません。これが盲点です。

ベンチャーキャピタリストはもっと分かりやすいです。独特な世界観で形成された知識や認識は、業界である程度共通化され、業界内の人もずっと投資をやっている人たちばかり。またこの業界はとてもネットワークが重要なので、コミュニティのなかで情報が流通しています。エコーチェンバー現象になりやすいのではないかという懸念を持ちました。

多様性のメリットは、「異なる視点」から問題解決にアプローチができることです。たくさんのソロでは優秀な人がいても、同じ思考の人で集まると、新しい視点が獲得できず、烏合の衆になってしまうという…

とはいえ、集団のなかに入らざるを得ないので、そのコミュニティのなかだけで過ごすことなく、しっかりと別の世界ともつながりを持ち、業界の当たり前に疑問を持ち、日々かかってしまっているバイアスがあるかもしれないことを意識していくことが大切ですね。

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本の概要と要約

『多様性の科学』の問題提起
『多様性の科学』の問題提起

著者の課題
人材の偏りが集団の画一化を招き、間違っていることに気づけず盲点を見抜くことができない

解決方法
考え方が異なる人々を集め、認知的多様性を獲得することが激しい競争を勝ち抜くカギだ

『多様性の科学』の要約
画一的集団では盲点に気づかない
『多様性の科学』の要約
多様性を実現するには?

内容
・画一的集団の死角
 ーCIAが911のテロを見抜けなかったのは画一性かもしれない
 ー採用で、人種、民族性、性別、社会的階級が画一化
 ーあごひげもキャンプファイヤーも盲点で、みな過小評価した
 ー犯行声明で用いられた詩の背景や意図が分からなかった
・クローン集団と反逆者
 ー多くの人がいても同じ考え方なら、無知の集団である
 ー違う視点を持つ者が集まれば盲点に気づける可能性がある
 ー例:英国のサッカー技術諮問委員会
  ーサッカー関係者同士だとお互いに知っている知識でしかない
  ーラグビーコーチ、女性士官、IT起業家…
  ー異なる分野から集まれば異なる視点から意見が出る
  ーただし、目的と全く関連のない多様性では意味はない
 ー例:エニグマの暗号解読
  ー数学者チューリングだけでは解けない
  ー哲学者、歴史学者のほか、クロスワードパズル愛好家も
  ークロスワードでは相手の頭のなかに入って考えることが重要
・なぜ画一的になるのか
 ー似た者同士は気持ちよく話せるが盲点に気が付かない
 ー支配型ヒエラルキーではモノが言えない
  ー機長には逆らえない…
  ーベテラン登山家の判断は正しい…
  ーリーダーなら正しいだろう…
 ーエコーチェンバー現象で考えが強まる
  ー同じ思考の集団で過ごすとその思考が強化されていく
  ー例:白人至上主義のデレク・ブラック
   ー両親も白人至上主義
   ー名付け親も白人至上主義
   ー集会にも参加
   ー大学に入って多様性に触れるも変わらず
   ー友人との夕食会でゆっくり話を聞き反対派のエビデンスや自らの主張を裏付けるデータがないことに気づき認識を改める
・イノベーション
 ー車輪付きスーツケース
  ー業界外からの人材のアイデア
  ーケース会社の会長はアイデアを否定
 ールート128とシリコンバレー
  ールート128は秘密主義、一社独占
  ーシリコンバレーはオープン、情報交換闊達
  ー結果的にシリコンバレーがイノベーションの地域となった
・平均値の罠
 ー平均的な人などいない
 ー例:コックピットの標準化
  ー事故が多発、原因はスキル?機体?
  ーコックピットの標準化だった
  ー重要な10か所すべてが平均値に当てはまる人などいなかった
 ー例:ダイエット
  ーダイエットについて何が真実なのか分からない
  ー例:低IG食品
   ーサンプル内での平均をとりランク付けしたに過ぎない
   ー当てはまらない人もいる
 ー個人に焦点を当てなければ意味がない
・多様性を日常に取り込むには?
 ー異なるレンズを通して物を見ること
 ー日常に取り込む3つの方法
  ①無意識バイアスを取り除く
  ー選考のとき実力が均衡していると現れる
  ー目隠して対処する(採用では写真無し、性別情報なしなど)
  ②影の理事会
  ー若手から上層部の意思決定について意見を言う場をつくる
  ③与える
  ー人に与えるギバーのほうが成功する

著者:マシュー・サイドとは

1970年生まれ。英『タイムズ』紙の第一級コラムニスト、ライター。オックスフォード大学哲学政治経済学部(PPE)を首席で卒業後、卓球選手として活躍し10年近くイングランド1位の座を守った。英国放送協会(BBC)『ニュースナイト』のほか、CNNインターナショナルやBBCワールドサービスでリポーターやコメンテーターなども務める。

●公式
公式サイト:Matthew Syed Consulting: Home(リンク
Twitter:Matthew Syed@matthewsyed

●動画
「Matthew Syedが、多様性の違いと、最高のアイデアがどこから来るのかについて語る」

多様性の科学とは?

『多様性の科学』は英語原題“Rebel Ideas: The Power of Diverse Thinking”です。直訳すると「反逆のアイデア(多様的思考の力)」という感じでしょうか。

インタビュー動画では「”Diverse”=多様性」を連呼しているのですが、”Rebel Ideas”というメインタイトルの意図するところはなんなのでしょう。本書を読み進めていくと、集団はクローン化していくので考え方や行動が画一的になっていってしまい、反逆的な意見、アイデアがでないことこそがイノベーションが起きない要因になっていると言います。

さらに『多様性の科学』が主張しているのは、認知の多様性が問題解決にとんでもないパワーを生み出すということ。例えばナチスが採用していた暗号エニグマを解読したチームには、アラン・チューリングという数学者だけではなく、クロスワードパズルを毎日説いて過ごしていた事務員も参加していたのです。

また、今では反人種差別を訴えるデレク・ブラックは、かつて白人至上主義者として知られていました。彼がなぜ白人至上主義者になり、またなぜそこから反人種差別の運動家になったのか、興味深い事例を交えて「多様性」の力を解剖しようとしています。

本の解説と感想

画一的な組織の盲点

「画一的な集団」が取り返しのつかない油断を起こしてしまう例として、9.11(アメリカ同時多発テロ事件)におけるCIAを例にして説明されていました。アメリカが誇る諜報機関であるCIAが、なぜあのような大規模なテロを見逃す事態を招いてしまったのだろうか。

飛行機を利用したテロという構想は事件の10年以上も前からあり、テロの可能性を察知する情報は点在していたにも関わらず、CIAは点と点を結びつけることができていなかった。しかし、CIAに所属するほどの人たちはまぎれもなく「優秀」と言える人たち。一体どうして未然に防げなかったのでしょう。

CIAに採用された人材には傾向がありました。採用時には、SAT(大学進学適性試験)で知性を、心理分析で精神状態をデータで取られ、採用基準に照らして選考されるのは「同類」になってしまっていたのです。

人は誰かを選ぶとき、自分の似たような考え方をする人を選びがちになります。会社の採用面接を担当されたことがある方は分かるかもしれません。「この人はウチに合うだろうか」という問いを自分の中にたてることが多々あります。

CIAもいつのまにか画一的集団になってしまっていたのです。

「キャンプファイヤーを前にしてしゃがんでいる、顎鬚の長い、ヒョロリとしたサウジアラビア人が、アメリカの脅威になるなんて思えない」

CIAの人たちにはそんな偏見あったのかもしれません。当時CIAには、中国語、韓国語、ペルシア語、ヒンディー語、アラビア語を話せる分析官はほとんどいませんでした。さらにプライドからFBIと情報共有拒否、コミュニケーション不足、ライバル意識といった独立する態度が、まさに「多様性」を排除してしまっていた可能性があります。

多様性とは何か?

多様性(ダイバーシティ)の意味

多様性とはなんでしょうか?まず意味そのものから取り上げていきましょう。

「多様性」は英語では”Diversity(ダイバーシティ)”です。その意味は複雑で分かりやすく表現するのは難しいのですが、簡単にまとめると「個人あるいは集団の間に様々な違いがある様」です。

例えば、文化や性別・性志向などが分かりやすいのではないでしょうか。アメリカは移民の国で、様々な文化背景をもった人たちが存在しています。日本はよく単一民族といわれますが、日本人の中にはアイヌ民族もいますね。性的マイノリティを指すの総称であるLGBTQがオープンで受け入れる環境も多様性ある環境と言えます。

多様性を受け入れる

「多様性」を受け入れるということが、昨今の社会の流れになってきています。受け入れるという表現に、マジョリティからマイノリティに対して上から目線な印象を持ちますが、『マイノリティ・デザイン』で表現されていた「誰だってマイノリティ」というのを思い出しました。肌の色とか国籍とかでラベリングするとイメージが付いてしまいますが、そういった自然想起してしまうことは仕方がないので、違って当たり前とどんと構えるということですね。

では、なぜ多様性が尊重されるのか、大事なのかという点についても少し私見を述べます。『多様性の科学』で書かれているのは「多様性があったほうが、盲点に気づけるよね、異なる視点から新しい発想が生まれるかもね」ということなのですが、実際のところは差別の排除という側面も大きいのではないでしょうか。結果的に多様性ある環境のほうが創発的になるという副産物。

本当の多様性

さて、あらためて多様性とはなんでしょうか?単純にたくさんの人が共存することではありません。多様性はすでに否定できないものですが、「なんでもあり」ではありません。本当の多様性は、本書にもあるように、問題解決のために関連する知識なり経験なり、ある程度の隣接した何かを持っていることが重要です。

本書では多様性のコンセプトを「問題空間」という長方形の図で考えています

取り組む問題が単純な場合は、一人で問題空間をある程度カバーできるため、優れた人物のように見えます。この人物をAさんとしましょう。

このAさんがいる問題空間に、Aさんと似たスキルや考え方を持っているBさん、Cさん、Dさんが入ってくるとどうでしょうか。問題空間でもともとAさんがカバーできていなかった空間を埋めに行ってくれれば、最高のチームになるはずですが、似た者同士(クローン集団)なので烏合の衆になってしまいます。

このように画一的集団では、人数が増えたとしてもカバーできない部分を減らすことができないのです。

ところが、経験や背景、スキル、考え方も異なる人たちが集まると、異なる場所から意見や知恵が引き出されます。問題空間を幅広くカバーすることができるようになります。本書では、この集団を反逆者の集団と呼んでいます。

「多様性」というと想像してしまいがちなのが、肌の色や性別、国籍などですが、これらの条件によって多様性が高まるわけではありません。もちろん多様になる可能性は高いのですが、重要なのは問題を解決するために異なる視点を持っているかどうかです。

「白人の中年男性で同性愛者」と「黒人の女性で異性愛者」の組み合わせは一見すると多様性といっても差し支えないですが、実は同じ大学で同じ教授のもとで学んだとしたらどうでしょう。すくなくとも反逆的な集団にはなりえないでしょう。

反対に「白人のメガネをかけた中年男性」にあてはまる2人の人がたときに、マネタリストとケインズ派という真逆な考え方をもっていたとしたら、それこそが多様性に当てはまるのです。対処する問題と密接に関連しかつ相乗効果を生み出す視点を持った人々を見つけることがカギとなります。

エコーチェンバー現象

エコーチェンバー現象では、反対意見に触れることで言って一層狂信的になる。それによってすでに二極化した派閥はさらに溝を深める

『多様性の科学』p244

エコーチェンバー現象とは、同じ意見の者同士でコミュニケーションを繰り返すことで、特定の信念が強化される現象です。

インターネット、特にSNSでのコミュニティや情報接触がエコーチェンバー現象の代表例として挙げられることが多いです。例えばTwitterでは自分の趣味嗜好に合うアカウントをフォローし、自分にとって聞きたくない声をミュートやブロックできたりします。

こうなると、自分の意見を肯定してくれる気持ちがいい空間になっていきます。精神的には快適でしょうが、自分たちの考え方だけが共有され、強度を上げていってしまうのです。

本書のなかでは、デレク・ブラックという人物がこのエコーチェンバー現象の環境の中で育ち、そこから脱却していく例として取り上げられています。

デレク・ブラックは、小学校の頃から白人至上主義の考え方に染まっていきます。両親ともに白人至上主義であり、父親が創設したヘイトサイトの最古参と言われるサイトの運営を行ってました。自身でもラジオMCとして白人至上主義の番組を持つまでになりました。

大学に入り両親と離れても、その信条は変わることはありませんでした。政治的見解は友人とは共有せずに過ごしていものの、あるとき友人たちがデレクのブログを見つけ、拡散されてしまい、デレクは非難にさらされました。

エコーチェンバー現象では、自分と反対意見に触れることでより強固になるという傾向があり、また自身が疎外されることによってこれまでの考え方が正しかったのだという裏付けをえてしまいました。

ところが、大学の友人の一人と夕食会を重ねていくと、その友人が白人至上主義のエビデンスがないことに気が付き、自分の意見にも反対意見にも根拠に目を向け始め、自分の考えの誤りに気が付きました。

何を語るにしても、その考えを裏付ける論文があるのか、データがあるのか。そういった事実に目を向けることが重要だという例でした。

平均値の落とし穴

人間は一人ひとりみな違う。体格も知能も長所も経験も、興味も、あらゆることが異なる。だからこそ人間は素晴らしい

『多様性の科学』p281

たまに平均年収が話題となるとき、「こんなに高いのか…?」なんて思う人も多いかと思います。これはまさに平均値のマジックで、身長が150cmと190cmの人がいたら平均身長は175cm、175cmのひとが二人いても平均身長は175cm。このように、中身は全然違うという話。

ダイエットの方法は世の中にたくさんありますが、集めてみると矛盾していることも多いようです。しかもダイエットに成功してぃとと同じようにやっても、うまく行かないなんてことは日常茶飯事。それもそのはず、人によって体質が異なるので、ある人にはよくてもある人には全く合わない、というだけのこと。

低GIが話題になることがありますが、これは血糖値が上がりやすさを平均値でランク付けしただけのおもの。実際には、一人ひとりかなり違う結果になるのだそうです。

多様性を取り入れるには

なぜ画一的な集団になってしまうのか、それを取り払うにはどうすればいいのか。

ひとつは支配的なヒエラルキーの構造を取り払うこと。下位のヒエラルキーの人物が問題解決の正解を持っていても、ヒエラルキーのトップが強力な発言権と権力を持っている場合、結局のところ画一的な集団になってしまいます。

例えば飛行機事故。防ぐことができたかもしれないのに防げなかったのは、人間関係の一つが原因とされることがあります。機長の言うことは絶対で、副機長以下は逆らうことができないヒエラルキーのなかでは、集団は多様性を持っていたとしても画一化に集約されてしまいます。

これを防ぐには「心理的安全性」が保たれる組織にすること。『恐れのない組織』を参考にすれば、悪い報告に感謝し、失敗は恥ずかしくないという価値観を組織に持たせることが重要です。

他には、無意識バイアスを取り除くこと。「アンコンシャスバイアス」というやつです。無意識バイアスを自分から無くすことはできないので、まずは自分にも無意識バイアスがあることを知り、強制的二取り除くなどの手段をとります。

人材採用の書類選考で、写真・性別などが情報として入らないようにマスクし、経歴とスキルだけでピックアップするなど。

日常に多様性を取り入れるには、人間の本質・本能としてバイアスがかかるとうことを認識することからスタートしたほうがよさそうです。

『多様性の科学』のまとめ

『多様性の科学』を読んで思ったことは2つです。

1つ目は、「多様性」という言葉が便利に使われてしまっていて、若干の違和感を持つときがあるということ。

みんなちがってみんないい、という金子みすゞの言葉はとても安心するものであり、わかりますが、組織のなかで生きていくということは、その組織で達成しようとするミッションに向かって共同していく必要があります。

いろいろな性格や価値観を持っていてもいいのですが、自分勝手にやってもいい、という方向に解釈している人もいるのかな…と思ったりします。

2つ目は、自分は心理的安全性を作れているのか、ということ。ときどき意見を抑え込んでしまうことがあるのを自覚しています。それは意思決定までの時間を短くするために思わずしてしまうのですが、そうした行動が次第に支配的ヒエラルキーになってしまうのではないか…と不安になりました。気を付けないといけません。

本の目次

『多様性の科学』の表紙
『多様性の科学』の表紙
  • 第1章 画一的集団の「死角」
    • 取り返しがつかない油断が起こるとき
    • 人材の偏りが失敗を助長している
    • 多様性は激しい競争を勝ち抜くカギだ
    • 異なる視点を持つ物を集められるか
    • 画一的な組織では盲点を見抜けない
    • CIA の大きなミス
    • 多様性が皆無だった当時の CIA
  • 第2章クローン対反逆者
    • なぜサッカー英国代表に起業家や陸軍士官が集められたのか
    • 人頭税の大失敗
    • 町議会の盲点はこうして見抜かれた
    • ウサイン・ボルトが6人いても勝てない
    • 精鋭グループをも凌いだ多様性のあるチーム
    • 女性科学者には男性科学者が見えないものが見えた
    • なぜ暗号解読に多様性が必要なのか
  • 第3章不均衡なコミュニケーション
    • 登山家たちを陥れた小さな罠
    • 機長に意見するより死ぬことを選んだ
    • 落とし穴を作った小さなヒエラルキー
    • 反逆的なアイデアが示されない会議なんて壊滅的だ
    • Google の失敗
    • 無意識のうちにリーダーを決めてしまう罠
  • 第4章イノベーション
    • 世紀の発明も偏見が邪魔をする
    • イノベーションには2 つの種類がある
    • 世界的に有名な起業家たちの共通点
    • そのアイデアが次のアイデアを誘発する
    • なぜルート128はシリコンバレーになれなかったのか
    • 社員の動線までデザインしたスティーブ・ジョブズ
  • 第5章エコーチェンバー現象
    • 白人至上主義
    • 数と多様性の逆説的結果
    • 信頼は人を無防備にする
    • 極右の大いなる希望の星
    • 傷つけるべきでなかった人々
    • 政治的信条の二極化はこうして起こる
  • 第6章平均値の落とし穴
    • 我々がダイエットの諸説に惑わされる理由
    • 標準規格化されたコックピット
    • 標準化を疑う目があなたにはあるか
    • 硬直したシステムが生産性を下げ、離職率を上げる
    • 独自の環境をつくることで才能は開花する
    • 標準を疑え!食事療法は一人ひとりで異なっている
  • 第7章大局を見る
    • 個人主義を集団地に広げるために何ができるか?
    • 人類は本当に他の生物に優っているのか
    • 人間が唯一優れている能力とは?
    • 日常に多様性を取り込むための3つのこと
    • 自分とは異なる人々と接し、馴染みのない考え方や行動に触れる価値
    • 変われるか、CIA

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