『無(最高の状態)』の書評とサクッと要約|人間は苦しみを生む物語をつくることは止められないので、停止と観察で現実と切り離す

無(最高の状態) 鈴木祐 著 Amazonほしい物リスト2021
無(最高の状態) 鈴木祐 著

『無(最高の状態)』というタイトルですでに気になっていた本。人間が進化の過程のなかで培っていた能力が、現代になっては苦しみを生む要因になっているとし、それを完全には克服することはできない。さあ、どうしようかっていう内容です。

この本を読む前に『スピリチュアルズ』という本を読んだのですが、人類の本能であったり心理的なところだったりするので、理解が進むところが多くありました。

何かがあったとき、つい自分を責めてしまうとか、思い返して後悔してしまって、不安や怒りが続くことありますよね。そうしたネガティブな感情というのは人類が生き残るために培った、危機を予測するという能力であり、できるだけ危機から回避しようとする本能として存在しています。

例えば「虚構」

サピエンス全史』でも語られてましたが、人間は虚構という他の動物にはない想像の能力があるので、事実とは異なるかもしれない「物語」を作ってしまうのです。虚構によって、多くの危機を回避してきたし、知らない人とも共同体になることができた人類ですが、いまは現代は危険が少ない状態になっています。

虚構によってつくられる物語が、必要以上に苦しみを生みだし、穏やかな社会において多くの人が本来発揮できるはずの能力が、フルに発揮できないというもったいない事態を招いているというのです。

この本では、対処療法的なことではなく根本に迫って「普遍的な対策」を立てようと試みています。

とはいえ、虚構による物語をつくることを止めることはできないので、抜本的な対策はないとう…。あくまでも、物語をつくってしまう人間の特性を理解したうえで、どういう対策が考えられるかというのを求めようとしています。

自分がいま、どのような環境なら安心なのか、どのようなときに行動が縛られるのか、そもそも受け入れるしかないことを前提に、無我に導こうという試みを紹介しています。

簡単にまとめると、
・人間はネガティブマインドがあるために苦しむ
・苦しみの原因となる虚構による物語の発生はとめられない
・物語に対しては、思考を停止させ、現実を切り離すために自分を観察すること

という感じ。まあ、言うは易しなわけですが…

「無我」に導くことができれば最高の状態になれる、というのですが、悟りの領域ですからね…。ちょっとだけでもそうできれば…精進あるのみ。

無(最高の状態)
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本の概要と要約

『無(最高の状態)』の問題提起
『無(最高の状態)』の問題提起

著者の課題
人生に何らかの生きづらさを感じ、安らかに過ごせない人が世界的に増えている。

解決方法
苦しみの根本を掘り下げ、共通点を探し、普遍的な対策を立て、精神状態を最高の状態に導く。

『無(最高の状態)』の要約
人がつくる物語が人を苦しめる
『無(最高の状態)』の要約
無我は圧倒的な自由をもたらす

内容
無=最高の状態とは
 ーあなたが生まれ持った能力を存分に発揮できる状態
・人はネガティブバイアスを持つ
 ー危険を察知する能力ともいえる
 ー最初の反応に二の矢を放ち、様々な思考を生み、あなたを苦しませる
 ーすべての問題は「自己」に行きつく
・自己
 ー人類の生存ツール
 ー自分が他者とは異なる存在であり、常に同じ人間であるという実感
・虚構
 ー虚構が物語をつくりだす
 ー人類が持ったシミュレーション能力
 ー苦しみはメンタルの強弱ではなく、各人が描くストーリーラインに左右される
 ー物語の問題を人間の精神の柔軟さで逆手に取る
・エビデンスベースの「結界」をつくる
 ー結界は安心感の演出
 ーセットとセッティングで成り立つ
 ーセットとは、感情の状態
 ーセッティングとは、環境
 ー自分が案shんできる結界の張り方を知る
・自分の「悪法」を知る
 ー悪法も法
 ー人生のなかで形づくられるあなたの思考パターン
 ー習慣や幼少期のトラウマでつくられる
 ーあなたの行動を縛っている悪法を把握しておく
・積極的に「降伏」する
 ー抵抗が苦しみを生む
 ー例えば注射で考えてみると…
  ー子どもの頃は受け入れなかったの嫌だった
  ー大人になると必要と思うので苦しくない
 ー現実を認めて苦しみを受け入れる
・無我に導く(最高の状態)
 ー物語の発生は意図的に食い止められないが、2つの対策がある
 ①停止:例えば禅問答。思考を停止させ自己が消える。
 ②観察:感情を放置。現象として捉え自分事としない
 ー「停止」で物語の強度を極限まで下げる
 ー「観察」で物語を現実から切り離す
 ー無我はあなたに圧倒的な自由をもたらす

著者:鈴木祐とは

1976年生まれ、慶応義塾大学SFC卒。16才のころから年に5,000本の科学論文を読み続けている、人呼んで「日本一の文献オタク」。大学卒業後、出版社勤務を経て独立。雑誌などに執筆するかたわら、海外の学者や専門医などを中心に約600人にインタビューを重ね、現在は月に1冊のペースでブックライティングを手がける。

近年では、自身のブログ「パレオな男(http://yuchrszk.blogspot.jp/)」で健康、心理、科学に関する最新の知見を紹介し続け、現在は月間250万PV。

●公式
Twitter:鈴木祐@yuchrszk
ブログ:パレオな男

●動画
【6分で解説】無=最高の状態 | 著者・鈴木祐さんが直接紹介!「全てのストレスや苦しみから解放される方法」

本の解説と感想

「苦」は人間のデフォルト設定

あなたが生まれ持つ能力を十二分に発揮するには、「苦しみ」の足かせを外すしかありません

『無(最高の状態)』p6

ブッダは「生きづらさは人間のデフォルト設定だ」と説いたそうです。

ネガティブな情報のほうがポジティブな情報のほうが人の心理に影響を与えたことがある…というのは、私たちも人生経験において記憶に残っているのではないでしょうか。あるいは、いまワクワクではなく心配事のほうが大きく心を支配していないでしょうか。

それは、人間は心配性であるほうが、より生き残る可能性があるからです。メディアでは、不安をあおるようなニュースが多いのは、それだけ多くの人の関心がネガティブなことのほうに多いからですし、SNSでフェイクニュースが拡散されやすいのもその本能でしょう。

不安といったネガティブさは、私たちホモ・サピエンスは、一度の失敗が生死を分ける環境に生きてきました。過去の経験から未来を予想する警戒システムと言えます。しかし安全がこれまでの人類史上にはないほど増した現代では、そのシステムが本来の効果ではなく、意図しない機能を果たしてしまっているのです。

なぜか心が満たされない状態になり、鬱になる。不安になる。完璧主義が他人の視線を恐れて、自死を選択することもある。

カウンセラーにかかったり、マインドフルネスをしたり、規則正しい生活をしても、人間の根本的な問題によって、「苦」を呼び起こすシステムがデフォルト設定になってしまっているのです。

「自己」は人類の生存ツール

集団の中で自分のポジションを抽象的に考える能力を発展させました。これが、いま私たちが持つ自己の起源になります

『無(最高の状態)』p58

人類は「生存」と「生殖」のために、感情というものをインストールしてきました。

例えば、恐怖という感情は外敵から身を守る行動を促すし、喜びは食料や生殖の機会を逃さの気持ちを駆り立てます。集団生活を始めると、できるだけ周囲の援助を勝ちとろうとしたり、裏切りの可能性を減らすために、恥・嫉妬・愛情といった感情機能を進化させていきます。

特にネガティブな感情は、以下のような機能を果たしているそうです。

  • 怒り:自分にとって重要な境界が破れたことを知らせる
  • 嫉妬:重要な資源を他人が持っていることを知らせる
  • 恐怖:すぐそばに危険が存在する可能性を知らせる
  • 不安:良くないものが近づいていることを知らせる
  • 悲しみ:大事なものが失われたことを知らせる
  • 恥:自己イメージが壊されたことを知らせる

こうした感情が湧き、そして二の矢を放つのが人間で、「自己」につながってきます。

一次的な苦痛ならチンパンジーにもあります。あるチンパンジーは半身不随になるような重体に陥った際、耐えがたい痛みを経験しました。私たちであれば「今後の人生」に絶望するかもしれません。

しかし、そのチンパンジーが絶望することはありません。痛みや空腹は主張しますが、それによって絶望はしないのです。人間は、そこに被せるように「二の矢」を放ち、不安を増幅させていくのです。

人類は他の動物にはない、この能力によって他を圧倒していくわけですが、現代に至っては人間関係において必要以上にこの機能が発揮されてしまい、苦悩を生む元凶になってしまったのです。

集団のなかで生き抜くには、自分のポジションを確立させなければなりません。食料にアクセスできるよう、また裏切られないように、他者とコミュニケーションをとりながら他者の考えを予想し、期待通りに振舞うことが要求されました。

他者との区別のために「自己」を作り出すことが必要だったのです。

「虚構」が物語をつくりだす

私たちが日常をスムーズに過ごせるのは、脳が生まれ持つ物語サーチエンジンのおかげ

『無(最高の状態)』p80

人は過去の経験から未来を予測してストーリーライン、物語を生み出します。『サピエンス全史』でいう「虚構」による産物です。

この虚構は人類のとてつもない武器になって、知らない人とも共同体を築くことができ、生息域を広げてきました。虚構の力は、未来予測にも使われます。「物語を製造する」とこの章では表現されています。

物語は、日常の活動に使うリソースを節約することを可能としました。例えばお米を炊くことも物語です。研いで水を入れ沸騰させて時間をおけば、やわらかい白飯になることがわかっています。野菜を包丁で切ると切れるということが分かっています。夜に毛布をかぶれば暖かいことが想像できます。

いつもと同じだろうと推測して、過去の情報を使ったほうが、エネルギーを浪費せずに済むのです。

また、よく人に対してメンタルが強いとか弱いなどといった評価をすることがありますが、実はそれは物語が生み出す脳内の結果次第なのだとか。

好きな人がいたとして、LINEでメッセージを送ったのになかなか返ってこない…。返事がないというのが事実であり、このさきどう考えるかは人それぞれ。忙しい場合は態度がそっけなくなるものだという風に捉えていれば、また連絡しようと思うかもしれません。あのときのあの態度で嫌われてしまったのでは…という二の矢を放ってしまったら、不安でいっぱいになるかもしれません。

悲しいかな、物語は脳内で自動的に動き出し、私たちには制御できないし、私たちは物語を唯一の現実だと思い込んで、それに気づけないのです。

エビデンスベースの「結界」をつくる

日本人…だけではないと思いますが、日本では昔から「結界」というものが重んじられてきました。「結界」と言い切ってはいないと思いますが、何らかによって境界線を引き、それの内と外にわけ、内にあるものを汚さないような、そんな空間を作り出すものはたくさん思い浮かぶのではないでしょうか。

「自分の家」という物理的な空間も結界の一つと言えるかもしれません。

本書では、結界の効能は「安心感の演出」と表現しています。「演出」というところがミソなんですかね。

これは、セット(マインドセットと言えばわかりやすい)とセッティング(場や環境)によってつくられます。セッティングは外部環境と内部環境に分解されます。外部は周辺の環境を指し、内部は感覚であったりフィジカルも含みます。なので規則正しい生活というのも重要な行動になってきます(ちゃんとエビデンスに基づいて!)

セットの特性を利用して「無」になるためには、自分がどのようなことに対してどういう感情を持つのかを細かい粒度で掴んでおくことが求められます。そうすることで、感情のバリュエーションや濃淡を知り、「よくわからないけどイライラする」という状態を避けることができます。

こうして自分が安心できる「結界」を張る術を知るわけです。

自分の「悪法」を知る

悪法というのは、悪い影響を及ぼすのだけど従わざるを得ないルールです。

私たちはこの悪法に人生を左右されていると言ってもいいでしょう。悪法とは物語のストーリーラインを作るときのルールブック。悪法も法なので抗えないのです。

例えば友人と口論になった時、同じ思考にはなりません。例えば、
・「この問題をどう解決しようか」と考える人
・「私が悪いことをしたのだろうか」と悩む人
この差は何なのでしょうか。

経験からくるものではありますが、どこかしらであなたの行動を縛る「悪法」と化してしまったルールに影響され、上記のような物語が作られます。悪法が作られるのは大概、学校や会社での失敗体験や、他人からの何気ない言葉にあるそうです。およそ3つに絞られるそうです。

①幼少期のトラウマ
②社会の世界観がそのまま取り込まれてしまうケース
③日常のちょっとした出来事が法律として植えつけられるパターン

脳内に一度書き込まれてしまった悪法を書き換えるのは難しいので、悪法の定番パターンを知ることで、あなたの物語がどのような悪法で作られるのかを知ることができます。

脳内に埋め込まれた悪法が人間を不適応な行動に導くのであれば、苦しみから解放されるにはまず頭の奥で蠢く悪法の正体を知るのが大事になってきます。

積極的に「降伏」する

死のうと思えば、いつでも死ねる。いまは降伏と洒落込もうではないか

『無(最高の状態)』p208

苦しみというのは、「痛み」×「抵抗」という組み合わせで成り立ちます。痛みがあると分かっていても、それに抵抗しようとせず受け入れれば苦しむことはありません。

例えば、予防接種。働く大人が注射をさほど苦にしないのは、私たちがワクチンの重要性を認めているからです。「痛み」はあるけど、それを受け入れるしかないという認識が脳の抵抗を和らげ、それ以上の苦痛は生まれないのです。

子どもが注射を痛がるのは、痛みを補うほどの重要性を認識していないためで、打つ前から「打ちたくない!」と抵抗するのは必然のこと…と言えるかもしれません。子どもからしたら理不尽な痛みだし、注射を受けさせようとするなんて、なんて酷いんだ!って感じですよね。

「無我」に導く

ここまで、私たちが虚構が生み出す物語の正体を探ってきましたが、結局のところ問題があるまま解決できていません。それは以下の二つにまとめられています。

①人間は物語の自動発生をピンポイントで止めることができない
②人間は物語によって行動させられる自分を認識できない

これらの問題への対抗策として解説されているのが「停止」と「観察」です。

物語の自動発生をピンポイントで止めることはできないのであれば、自己に関わる機能を丸ごと止めてしまおうというのが「停止」。

感情や物語を自分事にせず、一旦放置してじっくり見つめて気づきを得ようという試みが「観察」です。

思考が停止するという現象は、まま確認されています。おそらく私たちも日常の中でそんな時間帯があるはずです。例えばゲームのなかに没入し、わたしではなく画面の向こうの主人公に感情を移入したりすること。他には、禅問答の意味を考えようとすると、自分の理解が及ぼない意味不明な問答の解をもとめるために、自己から離脱して考える…とか。

観察が無我を導くために重要な理由は、苦しみをこじらせる人はすべてを自分事に捉えてしまうので、自分事から切り離して見つめてみるということからです。

こうして、停止の力で物語の強度を限界まで下げ、観察の力で物語を現実から切り離すのです。

では、無我の状態になることによってどんなメリットがあるのでしょうか。4点挙げられています。

①幸福度の上昇
②意思決定力の向上
③創造性の上昇
④ヒューマニズムの向上

苦をこじらすことがなくなれば、過去に後悔したり、過度な将来への心配をすることがなく、充実した今を生きることができます。自分の感情の源が分かり、事実と感情を切り離すことができれば、より客観性ある意思決定が可能になるでしょう。

ネガティブが振り払われるので、新しいことにチャレンジする好奇心に素直になることができ、創造性が高まるかもしれません。そして、他者も受け入れることができれば、それはあなたの心が寛容になるということ。人間性の向上です。

まとめ

冒頭でも少し触れたのですが、言われればそうだよね、となるもののなかなか100%の実践は難しそうではあります。ただ、こういうことをすれば、変に苦しまなくて済む、ということが分かれば、気分としてはかなり楽になりますね。

私も以前、大勢の人の前にプレゼンテーションや講演をすることがあり、かなり緊張しました。その緊張というのは、失敗したらどうしよう、嚙んだらどうしよう…などという不安から発生するものです。

ただ、これを逆の立場から見ると、聞き手はそこまで気にしてないということに気が付きます。プレゼンでちょっとくらい噛んだくらい、覚えてませんし気にしません。

それに気が付いてから、プレゼンテーションにそれほど緊張しなくなったのを覚えています。

怒りや不安と言った感情がどのように湧いてくるのかを知り、受け入れるということができれば、苦しみながら生きることから解放されるというのは実感としてあり、『無(最高の状態)』を読んで改めて感じました。

本の目次

  • 序章 苦
    • 人類はみな”生まれつきネガティブ”である
    • 生後3ヶ月の乳児も生まれつきネガティブ
    • 原始の世界ではネガティブに敏感な人間が”適応”
      • 孤独感
      • 鬱と不安
      • 完璧主義
    • 人間は本当に苦から逃れ得ぬ存在なのか
  • 第1章自己
    • なぜチンパンジーは半身不随でも幸福なのか?
    • あなたのニーズが満たされない状態
    • 神の苦しみは二の矢が刺さるか否かで決まる
    • あなたの怒りは6秒しか持続しない
    • ヒト以外の動物は明日のことをくよくよ考えない
    • すべての苦しみは「自己」の問題に行き着く
    • ヒトの心などなくした方が良いのでは?
    • 「自己」は生存用のツールボックスである
    • やはり自己は消せるのではないか?
  • 第2章虚構
    • 私たちの自己は何でできているのか?
    • ヒトの脳は0.1秒でストーリーを生み出す
    • 私たちは脳が作り出したシミュレーションを世界を生きている
    • あなたのメンタルが強いか弱いかの問題ではない
    • 自己は物語で構成されている
    • ありのままの自分を探すのが不可能な理由
    • 人類の脳は現実よりも物語を重んじる
    • 精神の脆弱性を逆手にとる
  • 第3章結界
    • エビデンスベースドな結界を張る
    • なぜアフリカ人は幻聴に苦しまないのか
    • 薬のサイズが大きくなるほど効き目は強くなる
    • 脅威は外だけでなく内からも襲いかかる
    • セットを整える
      • 手法1 感情の粒度を上げる
      • 手法2 内受容感覚トレーニング
    • 内受容感覚を鍛える
      • 心拍数トラッキング
      • 筋肉感覚トラッキング
      • スダルシャンクリヤ
    • セッティングを整える
      • 手法1 避難所を作る
        • セーフプレイスワーク
        • ソーシャルサポートワーク
        • 1 ネットワークリストの作成
        • 2 ソーシャルサポート分析
      •  手法2 グラウンディング
        • 自己解説法
        • 54321法
        • 暗算法
    • あなたの内面に結界を張る
  • 第4章悪法
    • 「自己をならう」にはどうすれば良いのか
    • 入らざることを捏造して自ら苦しむのが人間
    • あなたの苦しみを左右する18の悪法
    • 悪法スコア・悪法日誌
      • 悪法スコア
      • 悪法日誌
  • 第5章降伏
    • なぜピダハンは世界で最も幸福なのか
    • 苦しみ=痛み×抵抗
    • 抵抗する人と降伏する人の違いとは?
      • 1 反芻思考
      • 2 身体イメージ
      • 3 失敗の記憶
      • 4 自分の性格
      • 5 自分の感情
    • メタファーで抵抗のメカニズムを理解する
      • 弾丸のメタファー
      • ビーチボールのメタファー
      • 牧草地のメタファー
      • 庭掃除のメタファー
      • 地図作りのメタファー
    • 科学者の視線で「抵抗」を分析する
    • ワークシートで降伏のスキルを高める
    • 「まっすぐな民」と「ひねくれ頭」
    • いまは降伏と洒落込もう
  • 第6章無我
    • 「無我」を導く作業
    • 禅問答はなぜ難しいのか?
    • 思考を止めれば「ミー・センター」も止まる
    • 観察の能力には抗鬱剤に匹敵する効果が
    • 苦しみをこじらせる人は、全てを「自分ごと」に捉える
    • 停止と観察の成果を左右する5大要素
    • 1 漸進性
    • 2 脆弱性
    • 3 受容性
    • 4 縁起性
    • 5 超越性
    • 自己が鎮まったあなたは一つの「場」になる
    • それではいま生きている自分とは何者か?
  • 終章 智慧
    • 無我に至った者が得る智慧
    • 無我によって私たちはどのような人間になるのか?
      • 1 幸福度の上昇
      • 2 意思決定力の向上
      • 3 創造性の上昇
      • 4 ヒューマニズムの向上
    • 無我とはあらゆる欲望を捨て去ることではない
    • 無我がもたらす3つの世界観の変化
    • 終わりに
      • 精神修養に欠かせない5つのポイント
        • 1 自分に適した方法を探す
        • 2「停止」から「観察」の順に進む
        • 3 深刻な問題からはすぐ逃げる
        • 4 幸福にも降伏する
        • 5 悟後の修行を続ける
      • あなたが無くなったのは、いまに始まったことではない

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