ビジネス

『ダニエル・カーネマン、心理と経済を語る』の書評とサクッと要約|満足度を決めるのは状態ではなく変化

「行動経済学」って耳にしますね。ダニエル・カーネマンはその第一人者にして、創始者とされる人。ダニエル・カーネマンは、それまで一般の方向けに著した本がなく、氏のなかでもキーになるものと分かりやすい論文を取り上げたようです。この本が刊行された翌...
自己啓発

『問いのデザイン』の書評とサクッと要約|創造的対話で新たな問いを生み出そう

この数年で能動的な参加をする研修やワークショップの重要性を強く感じるようになりました。学びを得ようと意欲的に参加しても、一方的なインプットになってしまうと「それ」以外何も得られないし、あとは自分の中でだけの戦いになってしまいます。人間の認知...
名著

『代表的日本人』の書評とサクッと要約|内村鑑三が伝えたかったこと

内村鑑三が本書『代表的日本人』を世に送り出したのは1907年。この本はタイトルの通り日本を代表する人物について、内村鑑三が自身の考察を含めて記したものです。その時代を背景とした使命感を帯びた書でもあり、海外に向けて日本人というものを知っても...
ビジネス

『なぜ人と組織は変われないのか』の書評とサクッと要約|裏の目標と向き合う

「なぜ人と組織は変われないのか」きっと私もあなたも、自分の会社やチーム、人を想像したのではないでしょうか。本書を書いたロバート・キーガン氏は、人と組織を心理の面から考察し、教育に活かしていく方法を研究しています。本の中で示されている、変われ...
ビジネス

『アフターデジタル』の書評とサクッと要約|オフラインがなくなる世界でのビジネス

もうすでにこの本、『アフターデジタル』の続編『アフターデジタル2 UXと自由』がすでに発売されているところなのですが、先日オンラインでのアクティブ・ブック・ダイアローグ®で読んでみました。アフターデジタルという言葉はカッコいいような印象です...
ビジネス

『世界標準の経営理論』の書評とサクッと要約|理論には事象の再現性がある

わたし、30歳を超えてから経営学を修めた(いわゆるMBA)んです。その頃、やたらとフレームワーク脳になっていたのですが、学びも後半になるにつれ時間お疲労感から、省エネ思考になった結果、「原理原則」ってすごい大事だなって身に染みたんですよ。早...
名著

夜と霧(フランクル)の書評とサクッと要約|苦しみの先に何かが待っている

気が付けば「年取ったなあ」と思うことがあります。身体的なところはさておき、メディアで見かける有名人になんと年下の多いことか…特にスポーツの代表選手とかは憧れだった当時の選手たちをすでに通り越してしまい、厨二心に描いた自分にはすごい力があると...
自己啓発

FACTFULNESS(ファクトフルネス)の書評とサクッと要約|ドラマチック本能が人を惑わす

『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』に書かれていることは、今まさに新型コロナウイルスの感染によって翻弄される人間の本能がどういったものかを考える、大きなヒントになるなと感...